「もの」と「こと」との相違点を研究するのは、「もの」と「こと」を使い分けるからである。それゆえ、この論文を通じて、「もの」と「こと」との異同点をはっきり理解し、これから「もの」と「こと」を正しく使うようになることはこの論文を書く意である。 

1.2先行研究

 「もの」、「こと」、「の」の使い分けは言語学の分野におけるありふれた話題として、多くの先輩の方々がその使い分けについて研究した。それでは、「もの」、「こと」、「の」の使い分けについての先行研究を紹介する。

 久野暲(1973)は「の」がつく補文は「五感によって直接体験される具体的動作、状態、出来事を表す」のに対して、「こと」は「抽象化された概念を表す」と述べている。 

 佐治圭三(1993)は、「の」を受ける述語は「事態を現場の有様、動きのままとらえ」、「こと」は「現場から離れて、一つのまとまった事柄としてとらえる」と結論つけている。

 川越菜穗子(2007)は、「もの」は「具体的、抽象的ものの存在を表す」のに対して、「こと」は「事柄、事態を表す」と分析している。

 徐璐(2002)は、「もの」は「普通名詞を取り替える」のに対して、「こと」は「普通動詞や形容詞を取り替える」としている。

2 「もの」と「こと」との類似点源]自=吹冰-·论~文"网·www.chuibin.com/

2.1形式名詞としての類似点

形式名詞とはその自身では実質的意を表さず、連体形修飾語を受けて名詞としての機能を果たす語である。

 連体形の後につき、客観的なことあるいは常態について説明する。

 a自分の気持ちを思い通りに書くことは、簡単そうに見えて難しい。

 b計画はなかなか予定通りには進まないものだ。

2.2助詞のような類似点

「もの」と「こと」は後に助詞や助動詞を付き、助詞と助動詞と同じような用法を持っている。

 まず、後に助詞を付き、接続助詞のような用法を持っている。

 a残念なことに、私が尋ねるときには、その人はもう引越したあとだった。

 b知らせてくれたら、すぐ手伝いに行ったものを、何も言わないとはみずくさい人だ。

 「こと」の後に助詞「に」を付き、話し手が「残念」の原因を表す。「もの」の後に助詞「を」を付き、話し手が聞き手に文句を言う。「もの」も「こと」も後に助詞を付き、文の前半部と後半部を繋ぐという接続助詞のような用法を持っている。

 そして、文の最後に付き、終助詞のような用法を持っている。

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