1 はじめに
日本はアニメの大国として、全世界によく知られている。現在、日本のアニメ作 品は単なる娯楽の一種というだけではなく、自国の基幹産業の中の一つであり、海 外へ浸透した文化の一つになると思う。近年、日本のアニメ作品が大変な人気を持 って、中国に輸入され、中国固有のアニメ産業に強い衝撃をもたらし、しかも中国 の広い市場の大部分を占めている。このように、日本のアニメは、中国のアニメ産 業にも多大な影響をもたらしている。日本アニメは80年代の改革開放の時期から 中国に進出し、各年齢層特に若者に多大な影響を与えることになった。80年代に 多くの人は、アニメから初めて日本を認識した。「名探偵コナン」とか、「ドラえも ん」とか、「ちびまる子ちゃん」とか、多種多様な日本のアニメは人々に楽しくて 素晴らしい記憶を残している。そして日本アニメは、テレビの普及によって、若者 の間に「アニメブーム」という風潮を形成している。
2 中国の若者が日本アニメを好む原因
70 年代末、中国でテレビが普及し始めた頃、大量の日本テレビアニメが中国に 入ってきた。例えば、「花の子ルンルン」や「聖闘士星矢」、「一休さん」、「ドラえ もん」などだ。この時代、日本のアニメ作品が大量に中国市場に流れ込み、この時 代の中国人は日本アニメに夢中になった。
なぜ日本のアニメは我が国でブームを巻き起こすことができるのか、主に日本の アニメの自身の特性からだ、その特性を以下のように表现している:
2.1 ジャンルが豊富
中国のアニメはただ子供向けに制作されている。また、中国アニメの中で主人 公はよく動物である。 たとえば、『喜羊羊与灰太狼』や『熊出没』などがある。実 生活とは違い、観衆に心から認められることは難しい、ほとんど子供向けのアニメ である。ところが、手塚治虫さんの『鉄腕アトム』が日本アニメの新時代を開いて 以来、日本アニメは徐々に子供向けから大衆向けになってきた。今、日本アニメは 幅広い年齢層に向かけて作られ、そして、 種類が非常にたくさんである。大人向 け、子供向けという大まかな区分けではなく、児童アニメ、少年アニメ、少女アニ メ、青年アニメと女性アニメなどの各年齢層や性別に合わせた作品が発表されてい る。しかしながら、同じ年齢層の人の好きなジャンルが違うかもしれないから、題材によって日本アニメは学園アニメ、SF アニメ、恋愛アニメ、スポーツアニメな どに分けられている。 人々は自分の好きなアニメが探すことができる。だから、 日本アニメは中国で非常に人気がある。
2.2 多元的な題材と革新的なストーリー
アニメにとっては、奇抜な題材と革新的なストーリーが基礎となっている。欧米 のアニメと比べて、日本アニメの効果は特に抜群ではなく、それでも、ストーリー の革新性と面白みによって日本アニメは世界的に重要な地位を持っている。良いア ニメ作品には良いストーリーが必要である。日本は外国の先進的な科学技術文化と 自国の特色を組み合わせて新しいものを作り出すのが上手だ。この点はアニメの製 造プロセスに充分に表された。日本アニメの大多数の題材は他の国家からの古典の 著作と神話だと言われ、その基礎の上で自国の特色を植え入り、だから、そのスト ーリは更に魅力的になる。『彩雲国物語』を例にして、架空の国、彩雲国を舞台と するが、中国の唐の制度と服飾などを参考し、典型的な中国風の日本アニメである。 だから、中国でも日本でも人気がある。日本アニメと比べて中国のアニメはよく中 国の神話ストーリーを素材とする、単一過ぎると思う。