今の世界はインターネットの世界と言われる。いまインターネットで気軽に本を検索し買える時代になった。しかし、インターネットの流行りにつれて、人々が実際の世界にだんだん関心を持たなくなったようである。それだけでなく、kindleとかiPadとかを使う人が多くなり、書店がなくても本を読むことが済むようになった。しかし、‘現物’をその場で眺め、手に入れるという点で、書店の書棚にまさるものはない。

私は本を読むことが好きだから、常に書店に本を読みに行き、だんだん書店の構えやデザインなどに気になった。しかし、多数の書店は書店の看板を使って、喫茶店のように何かを飲みながら本を読むところである。そういう書店が、行く人もいるけど、コーヒーを飲みに行く人が本を読みに行く人より多いだろう。そういう店が本物の書店ではないと思う。しかし、今のようになったのは書店が不況という問題を解決しようとして初めて出した方法だと思われる。書店にとって、運営の良し悪しについてお客様の流れが直接的な影響がある。今の人々が世界の速さに慣れて、休日を大切な時間として、ほとんど本を読む時間が少ない。喫茶店と書店の結合がいい方法かもしれないと思われるが、ほかの方式もきっとあると思われる。

中国の書店だけを研究する学者もいれば、日本の書店だけを研究する学者もいる。私は中日両国の書店を一緒に分析しようとする。主に中日書店のデザインや構えや特色などについて研究してみたい。そして、チェーン店と民営書店と中古書店も比較してみる。

２．チェーン書店の比較

2.1書店の分布

『出版指標年報』[1]からの統計によると、1995年に日本全国に26,224軒の書物を売る小売店があって、営業面積が2,651,473平方メートルだった。東京だけには、3,322軒の書物を売る小売店があって、営業面積が261,817平方メートルだった。1996年、全国に911軒の新しい書店が開いた。その中に、支店は773軒であり、純粋な新店は138軒であった。

2001年以来の各地の書店の数量が下記の通り：

表 2001年から2010年まで日本の書店の販売額(単位:百万円)

年数 合計 民営書店　

24時間書店 駅店 インターネット店

その他

2001 23402 16533 4901 1053 / 915

2002 23023 16289 4893 964 / 877

2003 22598 16192 4638 923 / 845

2004 22330 16249 4471 812 / 798

2005 21948 16036