夏目漱石的《心》明治时代知识分子的精神世界
《心》是作者继《行人》（1914年）之后在《朝日新闻》上连载的长篇小说。当时，夏目漱石的胃溃疡已经恶化，所以《心》属于作者晚期的代表性作品。这部小说主要描写的是，主人公“先生”和K同时爱上了房东家的小姐，先生暗地里使计把房东家的小姐弄到手，而K被逼自杀的故事。先生尽管实现了自己的愿望，但是由于受到良心和道义的谴责，最后也选择了自杀。这部小说在讲述男女之间的友情、爱情、利己之心和道义之心激烈冲突的同时，也为我们提供了重要的人生课题，即在利益发生冲突时，我们该如何处理自己与他人之间的关系。因此，《心》是一部极具时代性、同时在心理描写上亦颇有深度的作品。
本论文将通过夏目漱石的小说《心》，旨在挖掘其笔下描绘的近代知识分子的精神世界，分析人性的自私以及明治转型期知识人的苦闷、孤独与彷徨，探讨夏目漱石在作品《心》中所要表达的则天去私的深层意涵。
毕业论文关键词：《心》；知识分子；明治时期 ；精神世界；则天去私
要旨夏目漱石は日本近代の文壇で代表的な反自然主義の小説家として世界的な文豪だと評価されている。現在、漱石は百年逝去しながらも、その作品が依然として読者の中で超人気である。それで、本論文は漱石の代表的な小説『こころ』を研究対象にしたい。
『こころ』は、作者の後期の心理的な代表作である。これは、大正三年（1914年）『行人』に続く『朝日新聞』に連載された長編小説で、夏目漱石が胃潰瘍の病状が悪化したあと創作したのである。この小説は、「先生」は友達のｋと共に大家のお嬢さんを愛したが、ｋに先んじてプランを立ててお嬢さんを手に入れてｋを自殺させてしまった。自分の願いがかなったが、良心と道義の呵責に耐えられなくて、先生も自殺するとのことである。小説は男女間の愛情と友情及びエゴイズムと道義との衝突を述べるとともに重要な人生課題を提供したのである。そして、『こころ』は時代性があって、社会転換期における人間の心理描写に巧みで、かなり含みのある作品である。
本論文は、『こころ』の中に展開された近代人の精神的世界を発掘し、人間のエゴイズム、明治時代における知識人の孤独、彷徨いと苦悶などを分析して、漱石は『こころ』における則天去私の真意を探ろうと思う。
キーワード：『こころ』；知識人；明治時代；精神的世界；則天去私
目 次
序論 4
第一章 明治時代における知識人 3
1.1明治知識人の生き方 3
1.2明治知識人と「明治精神」 4
第二章 漱石が知識人の心を探る原因 5
2.1作者の孤独な経歴 5
2.2人生後期の思想的変化 6
第三章 「先生」の精神的世界 7
3.1「先生」の内心の苦悶と孤独感 7
3.2「先生」の自殺と明治的精神 8
3.3「先生」の倫理観 9
第四章 kの精神的世界 10
4.1 実情判明してからの平静な態度 10
4.2 kの自殺と遺書 11
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